純情産地いわて「みどり戦略ビジョン」

具体的な施策
環境にやさしい
取り組み

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  • 1.土壌診断による適正施肥

    • 土壌診断に基づいた効率的な施肥
    • 「スマートみどりくん」等の簡易検査キットの活用による迅速な判定
    見込まれる成果

    ・化学肥料の削減
    ・肥料費削減によるコスト低減
    ・圃場状態把握による経営戦略への反映

    目標

    【JA・県本部】
    ・R5~R7:土壌分析 6,000件/年(県内のみ)

    効果 担当部門
    脱炭素 環境保全 持続可能な
    農業生産
    企画管理 営農 米穀 園芸 畜産酪農 生産資材 エネ
    ◎ ○ ◎ ◎ ◎ ◎
  • 2.耕畜連携による資源循環

    • 堆肥入り混合BB肥料共同研究・開発・試験
    • 籾殻や汚泥等の地域資源の活用
    • 牛・豚・鶏等の堆肥散布(ペレット化堆肥等)
    • WCS(ホールクロップサイレージ)等の自給飼料生産と地域内供給
    見込まれる成果

    • ・化学肥料投下量の削減
    • ・化学肥料の高騰対策
    • ・土づくりと施肥の同時作業による労力低減
    • ・輸入飼料の削減によるCO2削減

    目標

    【営農・米穀・畜酪(JA・県本部)】

    • ・WCS
      R5:2JA計2.8haにて良品質栽培・地域内供給の検証実施。
      R7までに県内で実証面積計10haを目標とする。
    【生産資材(JA・県本部)】
    • ・鶏ふんのBB肥料原料化に向けた取組み
      R5~6:試験、R6~7:実証・普及

    効果 担当部門
    脱炭素 環境保全 持続可能な
    農業生産
    企画管理 営農 米穀 園芸 畜産酪農 生産資材 エネ
    ◎ ○ ○ ◎ ◎ ◎ ◎
  • 3.水稲栽培における「秋耕」の実施、または中干し期間の延長の実施

    • 栽培記録簿へ「秋耕実施」項目を追加
    • 「秋耕」が実施できない地域・圃場への対応策としては、「中干し」期間延長やバイオ炭(土壌炭素貯留)の施用
    • 「秋耕」実施圃場と未実施圃場の生育や収量、作業コストの比較
    見込まれる成果

    • ・稲わらの分解促進
    • ・メタンガス発生の抑制
    • ・環境負荷軽減米としての販売
    • ・初期生育の確保
    • ・収量安定

    目標

    【米穀(JA・県本部)】

    • ・R5~R7:全JAで「秋耕作作業」について、栽培履歴・栽培記録簿に100%掲載
    • ・~R12:JAいわてグループが取り扱う米はすべて環境負荷低減米を目指す。

    効果 担当部門
    脱炭素 環境保全 持続可能な
    農業生産
    企画管理 営農 米穀 園芸 畜産酪農 生産資材 エネ
    ◎ ○ ◎
  • 4.園芸施設へのヒートポンプの導入

    • 熱効率の良いヒートポンプ導入を促進
    見込まれる成果

    • ・燃料費の圧縮
    • ・CO2排出量の削減

    目標

    【エネ(JA・県本部)】

    • ・新規導入および長期運用器具の更新における提案

    効果 担当部門
    脱炭素 環境保全 持続可能な
    農業生産
    企画管理 営農 米穀 園芸 畜産酪農 生産資材 エネ
    ◎ ◎ ◎
  • 5.特別栽培や省農薬・省化学肥料による生産

    • マーケットインによる特別栽培農産物の生産
    • 化学農薬・化学肥料の使用量を慣行基準より抑えた農産物生産
    見込まれる成果

    • ・実需者ニーズに則した生産・販売
    • ・環境負荷を減らした農産物生産

    目標

    【JA・県本部】

    • ・特別栽培農産物栽培面積維持
      R4:主食用米6,630ha(生産面積比15%)
      → R7:6,630㏊(17%)
      ※野菜(25ha)、果樹(130ha)もR4同水準を維持
    • ・化学農薬、化学肥料使用量を慣行比▲20%(特栽含む)
      R4:農薬成分抑制水稲10,580ha(生産面積比24%)
      → R7:10,580㏊(26%)
      ※園芸品目は収量への影響を勘案しつつ削減に努める
      ※化学肥料の削減は、R5の堆肥等の使用状況を鑑み、今後検討する。 

    効果 担当部門
    脱炭素 環境保全 持続可能な
    農業生産
    企画管理 営農 米穀 園芸 畜産酪農 生産資材 エネ
    ◎ ○ ◎ ◎
  • 6.ネオニコチノイド系の従来殺虫剤を極力使わない防除体系の検討

    • 対象害虫以外への影響が懸念される剤を使用しない防除体系の検討
    • 代替剤の選抜と適正使用量・散布適期の把握
    見込まれる成果

    • ・生物多様性への配慮

    目標

    【JA・県本部】

    • ・新規薬剤等に関する情報収集と実証試験

    効果 担当部門
    脱炭素 環境保全 持続可能な
    農業生産
    企画管理 営農 米穀 園芸 畜産酪農 生産資材 エネ
    ◎ ○ ○ ◎ ◎
  • 7.有機農業に向けた取り組み支援

    • 有機農業の拡充に向けた情報収集(国際的な有機農業・有機JAS等)
    • 結びつき販売に向けた手法の検討(小ロットの取引先選定・eコマースの活用等)
    見込まれる成果

    • ・化学農薬、化学肥料の大幅な削減
    • ・堆肥利用の拡大

    目標

    【JA・県本部】

    • ・情報収集および実践手段の検討、周知の実施

    効果 担当部門
    脱炭素 環境保全 持続可能な
    農業生産
    企画管理 営農 米穀 園芸 畜産酪農 生産資材 エネ
    ◎ ◎ ○ ○
  • 8.農業用プラスチックの排出抑制

    • 被覆肥料の代替となる肥料の開発
    • ペースト肥料等の活用による検証
    • 追肥型栽培の実践
    見込まれる成果

    • ・被覆肥料のプラスチック殻の海洋流出防止
    • ・環境負荷の低減

    目標

    【生産資材(JA・県本部)】

    • ・被覆肥料代替施肥技術の実証と普及
      R5:実証・普及、R6:普及、R7:実用

    効果 担当部門
    脱炭素 環境保全 持続可能な
    農業生産
    企画管理 営農 米穀 園芸 畜産酪農 生産資材 エネ
    ○ ◎ ○ ◎ ◎
  • 9.集約的園芸生産施設の設置

    • 木質バイオマス暖房機普及
    • 施設園芸向け太陽光発電・蓄電システム導入による脱炭素化・環境負荷軽減の推進
    • 隔離栽培の実証試験及び栽培管理技術の確立
    見込まれる成果

    • ・化石燃料の使用量削減による環境負荷低減
    • ・再生可能エネルギーの利用によるCO2排出低減

    目標

    【園芸(県本部)】※実証試験農場の取組み

    • ・R5:ハウス栽培用ヒートポンプ空調機、施設園芸用木質バイオマス暖房機、施設園芸向け太陽光発電及び蓄電システムを導入予定
    • ・R6:実証栽培開始
      以降、順次県内推進強化をはかる。

    効果 担当部門
    脱炭素 環境保全 持続可能な
    農業生産
    企画管理 営農 米穀 園芸 畜産酪農 生産資材 エネ
    ◎ ○ ◎
  • 10.集乳事業の一元化

    • 県内全域で集乳合理化を推進できる体制整備
    見込まれる成果

    • ・総合JAと専門JAの重複路線の解消
    • ・集乳路線の合理化によるCO2排出削減

    目標

    【畜産酪農(JA・県本部)】

    • ・R5~:生産者・JA・県本部による検討

    効果 担当部門
    脱炭素 環境保全 持続可能な
    農業生産
    企画管理 営農 米穀 園芸 畜産酪農 生産資材 エネ
    ○ ◎ ◎
  • 11.牛の健全育成

    • 飼料への添加剤混合による「げっぷ」の抑制
    • 添加剤効果の検証
    見込まれる成果

    • ・メタンガス排出削減

    目標

    【畜産酪農(JA・県本部)】

    • ・R5~:飼料添加剤開発状況や効果に関する情報収集

    効果 担当部門
    脱炭素 環境保全 持続可能な
    農業生産
    企画管理 営農 米穀 園芸 畜産酪農 生産資材 エネ
    ◎ ◎
  • 12.再生可能エネルギー設備の設置促進

    • 太陽光発電設備の導入促進
    • 自家消費型太陽光発電(PPA)の導入
    • 小規模水力発電装置の普及
    見込まれる成果

    • ・化石燃料の使用量削減による環境負荷低減

    目標

    【JA・県本部・全国本部】

    • ・R5~R6:設置に適した施設の情報収集とシステムの周知、取扱機器の選定と方向性の確認
    • ・R7~:導入に適した施設への導入提案

    効果 担当部門
    脱炭素 環境保全 持続可能な
    農業生産
    企画管理 営農 米穀 園芸 畜産酪農 生産資材 エネ
    ◎ ○ ◎