成熟期調査を実施し、平年と比べると稈長はやや長め、穂長は平年並み、穂数はやや多くなっております。稈長が長く、暴風雨の影響を受けたことから倒伏している圃場が散見されますが、生育は順調に進んでおります。
今後は適期刈取りにむけ、積算温度と黄化割合から刈取り時期を見極めていきたいと思います。
【撮影地/奥州市水沢】
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梅雨明け後、生育が大幅に進み順調な生育となっており、草丈・茎数は平年以上の数値で推移しております。
例年より早い生育のため、早いところでは9月7日以降から刈り取りを開始できると予測しております。
【撮影地/奥州市水沢】
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7月25日時点の生育状況は、生育ステージから見て3日程度早い生育進度となっております。草丈はやや長めで、茎数はやや多くなっております。なお、SPADは平年よりやや低い数値で推移しております。
ほとんどの圃場で減数分裂終期~出穂始期であることから7月30日前後に出穂期を迎える見込みです。
【撮影地/奥州市水沢】
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7月5日時点の生育状況は、平年より3~4日程度早い生育進度となっております。草丈はやや長めで、茎数はやや多くなっております。SPADは平年並の数値で推移しております。ほとんどの圃場で有効分げつを確保しており、中干しに入っている或いは中干しを終えているという状況です。
平年より気温が高く経過していることで、稲の生育は順調に進んでおり、田植えの早い圃場では幼穂長が2㎜を超えていることから幼穂形成期を迎えております。
【撮影地/奥州市水沢】
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6月14日時点の生育状況は、葉数から見て平年並みの生育進度となっており、草丈はやや長めで、茎数は平年よりやや多くなっております。5月8日、9日にかけて移植した一部の圃場では、5月10日の低温と強風により生育に遅れが生じておりましたが、好天が続き日照時間を確保できたことから、現在は回復しております。
気温が高く経過したことにより、圃場によってはヒエ・ホタルイ・クログアイ等の雑草や藻・カナの発生が散見されますが、生育は順調に進んでおります。
【撮影地/奥州市水沢】
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育苗は概ね平年並みに推移しましたが、高温による影響で苗ヤケや細菌病が散見されました。また、育苗後半にかけて強風による変色が見られました。ひとめぼれを中心とした全体の移植始期は5月4日、盛期12日、終期19日です。金色の風の移植はコンタミ防止対策もあり、早い時期に行っております。しかしながら、5月8日、9日にかけて移植した一部の圃場では、10日の低温と強風により、生育停滞しています。育苗期間中に苗を伸ばし過ぎた生産者が多く、軟弱徒長ぎみとなり、影響を受けたと考えています。報告日現在、調査圃場では、順調に活着し葉齢の進展が見られます。
【撮影地/奥州市水沢】
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