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2025年2月14日「令和6年度 農家手取り最大化プロジェクトセミナー」を開催しました

1月28日、盛岡市内のホテルで「令和6年度 農家手取り最大化プロジェクトセミナー」を開催しました。

 このプロジェクトは、本会と県内各JAが岩手県と連携し、経営内容や課題に合わせた生産性向上、物財費削減、省力化などに貢献する技術をメニュー化して、モデル経営体(農家)で実証を行うもので、2019年度から始まり、今年度で終了となります。最終回となる本セミナーには、プロジェクトに関わったモデル経営体や関係者などおよそ50人が参加しました。

基調講演の講師を務めた瀬野社長

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 基調講演では、地域の担い手不足・農地集積という課題に対する優良事例として、山形県の農業法人「株式会社山正」の瀬野雄平社長が登壇し、ドローンや自動操舵農機、栽培管理支援システムザルビオなどのスマート農業技術を導入した農業経営の取り組みを紹介しました。また、研修として今年度の取り組みと結果の報告、9年間に及ぶプロジェクトの総括なども行われ、参加したモデル経営体からも省力化技術へのさまざまな質問や実証結果の評価など活発な意見交換がなされました。

今年度の取組内容と結果を報告する本会職員

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プロジェクト実践メニューに関する活発な意見交換が行われました

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 プロジェクトは終了となりますが、本会では今後も新たな形でスマート農業を含む様々な農業技術の実証を続け、農家の課題解決と収入アップを支援していきます。