いわて牛普及推進協議会と本会は１１月２６日、東京都港区の東京食肉市場（株）にて「第１７回いわて牛後継者枝肉共励会」を開催しました。

この共励会は、岩手県内主要産地の次世代を担う後継者が肥育した和牛肉牛を一堂に会し、生産者と購買者の情報交換をつうじて相互理解を深め、いわて牛の肥育技術向上と経営意欲の高揚をはかることを目的に開催され、この日は雌１２頭、去勢２２頭の計３４頭の牛が出品されました。

枝肉審査において、最優秀賞には（有）菊地畜産の菊地毅さん（JA江刺）の出品牛が選ばれました。最優秀賞の牛は雌で、父「美津金幸」、母の父「諒太郎」、祖母の父「安福久」、枝肉重量４２４キロ、ＢＭＳNo.１２、ロース芯面積６５平方センチでした。審査にあたったＪＡ全農ミートフーズ（株）東日本営業本部市場課河野隆太課長は「雌らしい体形でモモの張りと抜けが良く、肉質・脂質共に素晴らしかった」と評価しました。

菊地さんは「繁殖農家さんが立派な牛を育てたので、しっかり食べてもらえるように飼養管理に気をつけた。雌牛らしい体型に仕上がり、最優秀賞を受賞することができて嬉しい」と笑顔を見せました。

最優秀賞を受賞した（有）菊地畜産の菊地毅さんと2024いわて純情むすめ

最優秀賞以外の受賞者は以下の通りです。

優秀賞　JA新いわて　竹田晴信　様

優秀賞　JA江刺　矢野直樹　様

優良賞　JA岩手ふるさと　（株）小形畜産　様

優良賞　JA江刺　浅倉　寛　様

優良賞　JAいわて平泉　鈴木　茂　様