～岩手県知事が収穫シーズンのリンゴ生産者を訪問し激励～

本会は9月18日、「純情産地いわて 園芸産地激励会」を開催しました。去年に続く２回目の開催で、岩手県の達増拓也知事をはじめ、ＪＡ岩手県5連の伊藤清孝会長、ＪＡいわて花巻の髙橋利光組合長、ＪＡいわて花巻管内のリンゴ生産者など約40名が出席しました。北上市の圃場を訪れた達増知事は、収穫シーズンを迎えた県オリジナル品種「紅いわて」を視察し、生産者を激励しました。その後、ＪＡいわて花巻総合営農指導拠点センターに移動し、生産者との意見交換会を行いました。

　圃場で品種の特徴や今年の作柄について説明を受けた達増知事は、生産者から手ほどきを受けながらリンゴの収穫を体験しました。達増知事は「傷付けず、軸を残すように収穫するのは大変。一つひとつの貴重さを改めて感じた。岩手のリンゴはそのままでスイーツのようなおいしさで、海外からの引き合いも多い。しっかり売り込んで、農家の収入アップにつなげていきたい」と決意を語りました。

　場所を移した意見交換会では「経営の継承」「燃料や資材、機械の高騰」「持続可能な農業のための販売価格安定化」などの課題が生産者4名から提起されました。達増知事はそれぞれに返答するとともに「県とＪＡで連携を計りながら、安心して生産できるよう支援していきたい」とコメントしました。