酪農ヘルパーとは?

 酪農家が休みをとる際や病気・怪我で休まなければならなくなった際に、代わりに搾乳や給餌などの牛のお世話をする仕事を「酪農ヘルパー」と言います。
 酪農は生き物相手の仕事。特に乳牛は毎日搾乳をしなければ病気になってしまうため、酪農は畜産の中でも最も休みがとりづらい分野と言われています。
 そんな酪農家が定期的に休みをとり、ゆとりある持続性の高い酪農経営をしていくために酪農ヘルパーは欠かせない存在です。

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  • 女性ヘルパー活躍中!女性ヘルパー活躍中!
  • 酪農家さんと談笑酪農家さんと談笑
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  • 糞だし(掃除)をして快適に糞だし(掃除)をして快適に
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基本的な1日の仕事の流れ

基本的な1日の仕事の流れ

先輩酪農ヘルパーの声

⽊⼾場 真紀⼦ さん

Kitoba Makiko

所属:葛巻町酪農ヘルパー利⽤組合
ヘルパー区分:専任ヘルパー
ヘルパー歴:2000年〜
出⾝地:福島県

キャラクター女性

酪農ヘルパーになったきっかけは?

もともと動物が好きでした。学⽣時代に茨城県の鯉渕学園で畜産、特に酪農に興味を持ち、酪農家さんのところへ実習に⾏った際に酪農ヘルパーという仕事を知ったことがきっかけです。卒業後、知識と技術の向上を⽬標に、酪農の盛んな葛巻町で酪農ヘルパーになりました。

酪農ヘルパーの魅⼒・失敗談を教えてください。

魅⼒は、酪農家さんとの交流が楽しいことです。また、仕事を重ねることで、技術の向上が実感でき⾃信がつきます。
失敗談は、連絡ミスで抗⽣物質治療中の⽜乳を搾り、⼤量の⽜乳を廃棄してしまったことです。

酪農ヘルパーを⽬指す⽅へメッセージをお願いします!

新鮮・安全・おいしい⽜乳の⽣産を毎⽇頑張っている酪農家さんたちに、たまにはゆっくり休んでもらいたい!酪農ヘルパーは、頑張っている酪農家さんを⽀える仕事です。動物が好き、⽜乳が好き、⼤⾃然に包まれたい、体⼒に⾃信がある⽅、お待ちしております!

佐々木 智也 さん

Sasaki Tomoya

所属:岩中酪酪農ヘルパー利用組合
ヘルパー区分:臨時ヘルパー
ヘルパー歴:2024年〜
出⾝地:岩⼿県 盛岡市

キャラクター男性

酪農ヘルパーになったきっかけは?

もともと実家が酪農家であり、牛との生活は小さい頃から自分の生活の一部でした。進路を考えたときに、酪農に関わる職業につきたいと考え、専門の知識を得られる学校へ進学しました。卒業後は北海道の牧場で働いていましたが、利用組合からお声がけがあり岩手県で酪農ヘルパーとして働き始めました。

酪農ヘルパーの魅⼒・失敗談を教えてください。

さまざまな牧場で仕事をするため、農家さんごとの“普通=工夫”を知ることができます。
それぞれ異なる作業手順や独自の工夫から現場でしか学べないことも多いです。農家さんの年齢層も広いため、色々な方と触れ合うことができ、成功談や失敗談をお聞きして交流を深められることも魅力です。
今のところ大きな失敗はありませんが、治療中の牛を誤って搾乳しないように気を付けています。農家さんごとに治療中の牛の教え方が異なるので注意しています。

酪農ヘルパーを⽬指す⽅へメッセージをお願いします!

酪農ヘルパーは、酪農家さんがお休みをとるために搾乳やエサやりや清掃などの作業の代行をする重要なお仕事です。
作業は多岐に渡り、大変かもしれませんが魅力ある仕事だと思います。経験の有無に関係なく、経験を少しずつ身に着け積み重ねて頑張っていってほしいです。

CM放送中

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※Wi-Fi接続でのご視聴を推奨します。

「私たちは酪農ヘルパー」篇 15秒

「酪農ヘルパーさんありがとう」篇 30秒